ジャズを演奏するという行為は、音楽を通して自分を表現することに繋がります。既存の曲を自分らしく演奏することもあれば、自分らしい曲を創って演奏することもできます。そして、ある程度の演奏スキルを身につけたミュージシャンの多くは、オリジナル・チューンを作曲(およびアレンジ)してさらに自分らしい音楽をクリエイトしたいと思うことでしょう。
本書は、バークリー音楽大学の主要な学科であるジャズ作曲学科で長年教えられてきた内容をまとめたもので、ジャズにおける作曲法(ジャズ・コンポジション)を解説するテキストです。リズム、メロディ、ハーモニーの各側面について考察することはもちろん、ジャズに特有な要素についても深く考察していきます。エクササイズも多数収録されていますので、独学でも1歩ずつ確実にマスターできるようになっています。
本書にはCDが付属しており、譜例を実際にアンサンブルで演奏したサウンドを聴くことができます。コンポジションやアレンジを学ぶ上で、実際に各種のサウンドを確認することは非常に大切です。付属CDをよく聴くことで、初めてジャズ・コンポジションに取り組む方でも無理なく効果的に学習することができるでしょう。
基本的なハーモニック・セオリーの知識、ジャズの演奏経験、多少のキーボード・スキルさえあれば、すぐにとりかかることができます。
さらに、バークリー音楽大学アレンジ学科のテキストである“モダン・ジャズ・ヴォイシング”および“バークリー式 ビッグバンド・アレンジ入門”を併用することで、あなたが作曲した曲をさまざまなアンサンブル形態(ソロ・ピアノ、ヴォーカル・アンサンブル、ギター・アンサンブル、サクソフォン・クァルテット、ジャズ・コンボ、ビッグ・バンド、その他 )にアレンジすることも可能となります。
