作曲の音楽的テクニックへの理解は、ルールを簡素化したハンドブックに縮小することはできません。音楽の複雑さはずっと変わってはいません。後期ロマン派から現代音楽の作曲家のシリアル・テクニック(12音技法)まで、音楽の成長の軌跡を追跡することがこの本の目的です。
特定の作曲スタイルに表れている音楽の特性に関する細かい分析を通して、段階的なプランが説明とエクササイズの形でこの中に体系化され表記されています。ダイアトニック・フィギュアド・ベース(全音階的な数字付き低音)に代わる新しい分析法と、もっと扱いやすいダイアトニックでない作品のエクササイズと分析が作られています。それぞれのテクニックでの説明は十分に記述されています。
この本は、多くの軽減事由が、ある特定の分析的な決定に影響することを見て来た先生と生徒を手助けするために作られています。特定のキー・センター、またはルート音における独断的決定よりもさらに重要なのは、例えばどうしてこのような不確定的な状況が存在しうるかということへの理解です。