通常、ジャズを演奏するために学ぶ理論では、まずメジャー・スケールとそのダイアトニック・コードおよびモードを学びます。これを メジャー・スケール・システム と呼びます。
本書では、メジャー・スケール・システム以外、つまり練習が手薄になりがちな ハーモニック・メジャー・スケール/ハーモニック・マイナー・スケール/メロディック・マイナースケール の各ダイアトニック・コードおよびモードに焦点を当てています。
スケール・システムの理解、自在なコード・スケールのコントロールなどは、ミュージシャンにとって欠かせません。しかし、マスターするためには集中的かつ効率的な練習をある程度継続して行う必要があります。本書では、理論的な解説も詳しく出てきますが、実際の音楽 (曲) の中でさまざまなハーモニーを学べるような例題が多数掲載されています。
本書の内容を学習するためには、基礎的な理論 (特にメジャー・スケール・システム) をマスターできていて、それを自身の楽器ですぐに表現できることが必要となります。
* 英語で文章は英語とドイツ語で書かれています。