サックス五重奏(AATTB)+リズムセクション(ピアノ、ベース、ドラムセット、ギロ、コンガ、ティンバレス)。中級者向け。
「グアラチャ」と「マンボ」の二部構成。
まずはキューバの舞曲である「グアラチャ」を基本にした、非常に速いテンポのわくわくするような楽曲。
もともと「グアラチャ」はヴォーカル主体で、そこにさまざまな楽器が自在にインプロヴァイズを加えるスタイルで、それはこの楽曲にも踏襲されている。
この楽曲で一番重要なのは、キューバでは「マルシャ」とも呼ばれるテンポとグルーヴ感をキープする、リズムとハーモニーのバランス。シンコペーションやオフビートを演奏する際に、サックスはひとつの「セクション」としてきっちりそろえた表現(音の始まりをはっきり、終わりを短く)を心がけるようにしたい。
次の「マンボ」では、ジャズにおける「リフ」に相当する、ソロの応酬での盛り上がりを演出できる。何人もの腕利きが交代交代に見せ場をつくる、最高に盛り上がるアレンジだ。いつソロ合戦を終わらせてエンディングに向かえばいいかはリーダー次第だけど、最後のソロイストが熱演を終えたらすぐダカーポ(最初に戻る)するのではなく、みんなで一回「マンボ」のテーマを演奏してからダカーポするのがおすすめ!