ディジー・ガレスピー、ボビー・ハッチャーソンなどと共演してきたジャズ・ピアニスト、マーク・レヴィンによるジャズ理論書の世界的ベストセラー。
ジャズミュージシャンに必要な理論/具体例などを1冊に集約しているため、膨大な情報が掲載されています。音楽理論の解説が丁寧なのはもちろんですが、本書の持ち味はその膨大な具体例/データ(750以上の譜例や資料など)にあります。つまり、理論を説明して終わりではなく、歴代のジャズミュージシャンたちが作ってきたさまざまなサウンドを理論的に考察することができます。多くのプロミュージシャンが辞典のように使用しているのも、この具体例/データがあるからです。
本気でジャズと向き合おうとするプレイヤーは、楽器を問わずひとり1冊持つべき名著です!
理論,アレンジ/作曲/リハーモナイゼーション,インプロヴィゼイション・メソッド(即興演奏/アドリブ)
マーク・レヴィン ザ・ジャズ・セオリー
The Jazz Theory Book
8,360円 (本体7,600円+税)
理論,アレンジ/作曲/リハーモナイゼーション,インプロヴィゼイション・メソッド(即興演奏/アドリブ)
マーク・レヴィン ザ・ジャズ・セオリー
The Jazz Theory Book
8,360円 (本体7,600円+税)
ATNのベストセラー! これ一冊ですべてを網羅したジャズ理論の百科事典
『イントロダクション』より
1%の魔法
99%は 説明できるもの 分析できるもの 分類できるもの やればできるもの
本書で扱うのは、ほとんどがこの99%に含まれるものです。
1つですべてを説明し尽くせるジャズ・セオリー(理論)というものは存在しません。つまりこれこそが、本書で扱っている問題をジャズの真理ではなくジャズ・セオリーと呼んでいる理由です。唯一の真理は、音楽それ自体だけです。理論というのは、なぜCharlie Parker やJohn Coltrane があのようにサウンドするのかを理解できるように、何らかの法則を見つけ出そうと、音楽の周りで踊っている思考上のダンスのようなものです。ジャズ・ミュージシャンの数と同じほど、多くのジャズ・セオリー(理論)が存在します。
そうはいうものの、現実に目を向ければ、ジャズ・セオリーの発展には共通した1つの流れ、つまりジャズの最も初期から、Louis Armstrong、James P. Johnson、Duke Ellington、Art Tatum、Lester Young、Charlie Parker、Thelonious Monk、John Coltrane、Bobby Hutcherson、Wayne Shorter、McCoy Tyner、Joe Henderson、Mulgrew Miller、そしてその先に至るまで、論理的に発展してきた1本の糸のようなものが存在するといえます。これらのミュージシャンは、1人ひとりが用いる用語は異なっていたかもしれませんが、一緒に演奏し、お互いに理解し合うことができたはずです。Louis Armstrong はDuke Ellington とレコーディングし、Duke Ellington はJohn Coltrane とレコーディングしましたが、彼ら3人は、あたかもその出会いを楽しんでいるかのようにサウンドしています。
かつて、Charlie Parker は「一度チェンジを学んだら、それを忘れてしまえ!」と言いました。ジャズ・セオリーを学ぶにあたっては、最終的な目標は、彼の言葉を借りれば「理論を超越する」ということであることを忘れてはなりません。
あなたがすばらしいソロを聴いている時、プレイヤーは、II-V-I、ブルース・リック、AABA、オルタード・スケールなどということを考えてはいません。彼らはそれを何年も前にすでにすませているのです。経験を積んだミュージシャンは、そのような知識について、まったくではないにしても、ほとんど考える必要がないくらい身につけています。また優れたプレイヤーは、コードやスケールが、自分の楽器上でどのように見え、どのように感じられるかを学んできています。演奏する時には、目が何を見、手が何を感じているかに注意しましょう。意識を知的なことに集中するのと同様にこれを行えば、理論を超越する、つまり、ただ音楽とともに流れていくことができるようになるでしょう。この、もはや理論のことを考える必要がないという境地を目指しましょう。そうなれば1%の魔法を引き出すことも、はるかに容易になるはずです。
このような熟達の域に達するためには、まずは理論について大いに考え、また練習しなくてはなりません。これが99%の部分なのです。
著者のことば
しかしながら、私が学んできたことのほとんどは、レコーディングを直接トランスクライブすることをとおして、マスターたちから直に得たものです。すべての偉大なジャズ・ミュージシャンたちは、トランスクライブすることをとおして最高の教育を受けてきたのです。トランスクライブを効果的に行う方法を、早いうちから身に付けておきましょう。
幸運なことに、私はWoody Shaw、Joe Henderson、Bobby Hutcherson、Dave Liebman、Sonny Stitt、Milt Jackson、Art Farmer、Blue Mitchell、Harold Land、Cal Tjader、Carmen McRae、Art Pepper、Charlie Rouse、Johnny Griffin、Chet Baker、Mongo Santamaria、Luis Gasca たちと仕事をし、また学ぶ機会を得ることができました。 本書に関するご意見はどんなものでも歓迎いたします。どうか遠慮なく、出版者のChuck Sher www.shermusic.com までお寄せください。
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著者 Mark Levine (マーク・レヴィン) について

Mark Levine
Concord Jazzのレコーディング・アーティストであり、自分のトリオおよびその他多くのバンドのサイドマンとして、サンフランシスコのジャズ・シーンで活躍しています。現在The San Francisco Conservatory of Music、Mills College両校の教授を務め、またJamey Aebersold、The Stanford Jazz Workshop、Jazz Camp West、およびベルギーのBruggeにおけるJazz Studio Campなどのサマー・ジャズ・キャンプで講師を務めています。
| 商品名 | マーク・レヴィン ザ・ジャズ・セオリー |
|---|---|
| ATN商品コード | 3078 |
| ISBNコード | 978-4-7549-3078-3 |
| その他コード | JANコード:4537298030786 |
| 付属品 | – |
| 価格 | 8,360円(本体7,600円+税) |
| 著者名 | Mark Levine (マーク・レヴィン) |
| 翻訳者名 | 愛川 篤人 |
| 編著者 | – |
| 監修者 | – |
| 演奏者 | – |
| ページ数 | 480 |
| 分 | – |
| 判型 | 菊倍 |
| 出版社名 | エー・ティー・エヌ |
| タグ |
