1999年以来、南アフリカを拠点にアメリカのジャズ・アーティスト、そして教育者としての活動を続けてきました。訪れる者を魅了してやまないこの国で経験した私の音楽的な、そしてその他のすべてのできごとが、この一連の作品に活かされています。
Kwazulu Zamは、「Mbaquanga」と呼ばれる伝統的な南アフリカの歌を用いて作曲されました。 Mbaquanga は、I-IV-V-I と、I-IV-I(6/4) ?V-I というハーモニック・ストラクチャーを基礎とする2~4小節の繰り返し(サイクル)を使用した、南アフリカ音楽のフォームです。これらのコード・プログレッションは南アフリカのJazzの屋台骨であり、ブルースに非常によく似ています。また、そのヴァリエーションはアメリカのJazzに通じるところも多いのです。
この作品はKwelaというスタイル(強いスウィング・フィールを基礎とする)で演奏されます。 今ほど南アフリカが豊かでなかった頃、Kwelaとは「kwela-kwela(早く、早く!警察が来るよ!)」という意味合いを持っていました。
スウィング期の全体を通じて初期のジャズがそうであったように、リフを基礎としたプレイとソロの演奏が一般的でした。 Bennie MotenとCount Basieによる初期のバンドで思い浮べるような、アンサンブルをベースとした素晴らしいリフと、ソロをベースとしたわくわくするようなリフがその良い例です。