正確な奏法と基礎知識を学ぶための

サクソフォン・ワークブック

The Saxophone Intonation Workbook

3,300 (本体3,000円+税)

150ポイント
サクソフォン・ワークブック

正確な奏法と基礎知識を学ぶための

サクソフォン・ワークブック

The Saxophone Intonation Workbook

3,300 (本体3,000円+税)

150ポイント

サックスの奏法に関する日本語の教材や書物はこれまでにもありましたが、初心者が独学で奏法を学ぶためのガイドブックとして、なおかつ中級者が自分の奏法をチェックする場合にも使用できるマテリアルとして作られているわかりやすい本(内容、文章ともに親切な本)はほとんどありませんでした。本来は、楽器に関しては先生のレッスンを受けることが最良の上達方法であることは間違いありません。しかし、よい先生を見つけることができずに、独学でサックスに取り組み、奏法について悩んでいるアマチュア・プレイヤーもたくさんいます。

本書は、そんなアマチュア・プレイヤーたちにぜひ使用してほしいマテリアルです。教育者として経験豊かな著者が、サックス・プレイヤーに必要な知識をていねいに解説します。さらに、効果的なエクササイズも多数収録されているので、この1冊で効果的にサックスのベーシックを学ぶことができます。もちろん、先生にレッスンを受けている方も、レッスン用のマテリアルあるいは日頃の練習用として使用できます。初心者~中級レベルのサックス・プレイヤーすべてにおすすめします。

数量

在庫切れ

初心者はまずはここから! 基礎から独学で学べるサックス教本

『はじめに』より

生まれつきパーフェクト・ピッチ(絶対音感)などの優れた音感をもっている人も極少数いるでしょうが、ほとんどの人はピッチについての感覚を後天的に磨く必要があります。しかしこの作業は、普段あなたが練習しているサクソフォン・テクニックに比較すれば、それほど困難なものではありません。システマチックな方法を用いて問題を1つひとつ解決していけばよいのです。正確なピッチでサクソフォンを演奏するためのよい練習法はいくつかありますが、本書では私の40年にもおよぶ指導の中で培ってきた方法を紹介します。

サクソフォンを正確なピッチで演奏するためには、よいアンブシュア、適切な舌の位置、よいブレス、効果的な息の使い方などが必要です。加えて、楽器およびその調整、マウスピースやリガチャー、リードなどの道具も重要な要素です。これらの要素すべてについて、常に意識する必要があるのです。

他の楽器に比べると、サクソフォンは学習初期においては比較的容易に上達します。リードが楽に音を生み出し、パッドがトーンホールを塞ぎ、そしてオクターブ・キーを押すことで容易にオクターブ上下の音を出すことができるからです。しかしこのことは、多くのサクソフォン・プレイヤーが正確な奏法についてあまり意識しないことにも繋がっていきます。やがて、私たちサクソフォン・プレイヤーは時間がたつにつれて正確な奏法を身につけ、よくない音の音質やテクスチャー、レジスターごとのトーナル・カラーなどを知ることになるでしょう。これらの事柄を克服していくためには、マウスピースだけでの練習、オーヴァートーン(倍音)とレギュラー・フィンガリングの双方におけるサウンドおよびイントネーションをマッチングさせる練習、それぞれの音に対する適切な息の使い方や音の出し方などの練習が非常に効果的です。

それらの練習を終えたら、次のエクササイズ や付属のチューニングCD を使った練習に移りましょう。チューニングCD は一連のロングトーン(持続音)で構成されており、その音は実際にサクソフォンで演奏したものを1分間の長さになるようにループしたものです。アタックとリリース(音の始まりと終わり)はカットしています。アタックをカットすると非常に人工的に聞こえます。重要な点は、イントネーション・スキルは実際に楽器を使うことによってより容易に発展させることができる、ということです。なぜかというと、オーヴァートーン(倍音)を聞いて合わせることは、非常に簡単だからです。私はいつも生徒に2人一組で練習することを勧めています。それによって、どちらかが低音のロングトーンを演奏し、もうひとりがイントネーションを練習することが可能になるためです。

ひとたびこの練習をマスターしたら、基本的なスケール・エクササイズやアルペジオ・エクササイズにも応用できます。個々のピッチを実際に聞き分けながら、次第により早いテンポで演奏することができるようになるでしょう。なぜなら、この時点ではすでにそれぞれの音やレジスターにおける音の出し方、音色、音質などが身についているからです。

さらに、本書に収録されているチューニング・エクササイズは、すべて付属のCD を使って練習することができます。すべてのスケール・エクササイズやアルペジオ・エクササイズ、エチュードにも付属CDを使うことができます。適切な音を選び、ソロを楽譜に書いて練習することもできます。インプロヴィゼイションの練習にも使いましょう。メジャー、マイナー、各モード、ディミニッシュ、ホールトーンなどの中からスケールを選び、時々休みつつ、4th、5th、オクターブなどのインターヴァルを隔てたピッチを正確かつレジスターの許す限り練習しましょう。

本書のエクササイズをすべて終了する頃には、あなたはピッチに関してとても繊細かつ正確に演奏できるようになっているでしょう。

本書の主な内容

・ アンブシュア
・ マウスピースをくわえる深さ
・ 舌の位置
・ ブレス
・ 適正かつ効果的なエアの使い方
・ イントネーション
・ マウスピース、リガチャー、リードに関する知識
・ サウンドを向上させるための方法
・ オーヴァートーン・エクササイズ
・ チューニング・エクササイズ
・ その他

他の商品を探す

  • 管楽器の難易度チャートを見る 管楽器の教本や楽譜を難易度や目的別にご覧いただくことができます。

著者 Trent Kynaston (トレント・キナストン) について

Trent Kynaston

Trent Kynaston は、Western Michigan Universityの音楽学部教授であり、サクソフォン、ジャズ・スタディを教えています。また、同校の教授陣によるアンサンブルWestern Jazz Quartetのメンバーとして演奏活動を行っています。彼はジャズとクラシックの両方で活躍するアーティストとして認知されており、これまでに世界中で演奏してきました。アメリカのUniversity of Arizonaでディグリーを取得した後、フランスのConservatoire National de Musique de Bordeauxではサクソフォンと室内楽において首席で卒業しています。彼は、音楽作品、著書、音楽のさまざまな側面に関する論文などを多数発表しており、これまでに18枚のレコード/CDをレコーディングしています。また、彼の手によるジャズ・ソロ・トランスクリプション・ブックは世界的に有名です。最近では、Live at the Akwarium Jazz Club(ワルシャワ、ポーランド)/Western Jazz Quartet – Koch Jazz International #3-3811-1、Blue Harts (feat. Billy Hart) – SMR-9501、Firebird – SMR-9301などのアルバムをリリースしています。

商品名

サクソフォン・ワークブック


ATN商品コード

3098


ISBNコード

978-4-7549-3098-1


その他コード

JANコード:4537298030984


付属品

CD付


価格 3,300円(本体3,000円+税)
著者名

Trent Kynaston (トレント・キナストン)


翻訳者名

橋爪 亮督


編著者


監修者

佐藤 研司


演奏者

Trent Kynaston


ページ数

64



判型

菊倍


出版社名

エー・ティー・エヌ


最近チェックした商品