ほんとうに1001あるジャズ・フレーズ集。全部で45種類のコード、コード進行もしくはモードをバックに、それぞれについてダイアトニックなアプローチとクロマティックなアプローチのフレーズが紹介されています。それぞれの進行の中でシンプルなものから、旋律的にもリズム的にもより複雑なものへと進みます。コード・シンボル(コード・ネーム)は基本となるルートとタイプを示すに止め、細かいテンション等までは意図して表示していません。
Lick No.1~561は、単一のコード上のリックと、最も頻繁に登場するコード進行、および4つのモードに対して使用されるリック。すべてキーはC(Cm)で書かれています。
Lick No.261~800は、時代別に分類され、全部で11種類のコード進行。どこまで実際にプレイされたフレーズがそのまま採譜されているかは定かではないが、次のようなアーティストの演奏に基づいたものです。
Swing:
Lester Young, Coleman Howkins, Charlie Christian
Bebop:
Charlie Parker, Sonny Stitt, Sonny Rollins, Bud Powell,
Dizzy Gillepie, Clifford Brown
Hard Bop:
Horace Silver, Bobby Timmons, Hank Mobley, Dexter Gordon,
Kenny Dorham, Blue Michell
Post Bop:
John Coltrane, Joe Henderson, McCoy Tyner, Herbie Hancock,
Freddie Hubbard, Woody Shaw
Non-Harmonic, Fusion/Funk:
Dave Liebman, Michael Brecker, Kenny Garrett, John Scofield, Chick Corea
Lick No.801~1001は、セレクトされた20曲のスタンダードの出だし4小節の進行。本の最後にあるインデックスを見ればどの曲の進行かがわかります。