ジャズを始めたいピアニストのための やさしいジャズ・ピアノ

Intro to Jazz for Keyboard

3,080 (本体2,800円+税)

140ポイント
ジャズを始めたいピアニストのための やさしいジャズ・ピアノ

ジャズを始めたいピアニストのための やさしいジャズ・ピアノ

Intro to Jazz for Keyboard

3,080 (本体2,800円+税)

140ポイント

本書は、ジャズ・ミュージシャンのすばらしい演奏を耳にして、こんな風にジャズ・ピアノを演奏できたら楽しいだろうと考えているクラシック・ピアノ経験者や、初めてキーボードでジャズを演奏する初心者などを対象にした内容です。

本書はジャズのルーツとされるゴスペルから、ラグタイム、12小節ブルース、ジャズ・スタンダードのピアノの奏法を、ハーモニック・セオリー(音楽理論)や歴史的背景とともに学ぶことのできるやさしいメソッドです。

ジャズを演奏するためには、ジャズに使われる特有の言語やインプロヴィゼイション(即興)を理解することが必要です。ジャズに使われる言語を理解することで、どんな曲でもメロディでも、ジャズの曲として演奏することができます。インプロヴィゼイションとは、実際にジャズの言語を使って、文章を創り上げている過程のようなものです。本書に付属のCDと一緒に、スウィング感溢れるジャズ・ピアノの演奏を楽しみましょう。

在庫切れ

クラシック・ピアノ経験者にもおすすめ 初歩のジャズ理論を譜例とともに細かく解説

『はじめに』より

私は人生の大半をミュージシャンとして過ごしてきました。プロフェッショナルとして突き進む決心をしたのは、10代の終わり頃です。長年にわたり数々のツアー、レコーディング、教育現場などの経験を重ねていくうちに、日々の積み重ねがつくる技術と、音楽に対する真摯でシンプルなアプローチがどれほど重要であるかを痛感しました。

ジャズ・ピアノの入門書である本書には、私のプレイヤーとしての経験、指導者として学んできたもの、さらに、学習者としての視点のすべてが注ぎ込まれています。これまで指導してきた生徒の1人ひとりに感謝の言葉を述べたいと思います。彼らを教えることで、私は本当にたくさんのことを学びました。その一部が本書に活かされていることを願っています。

あなたが本書を手にとり、はじめにに目を通しながら、ジャズについてもっと知りたいと思っているようなら、すでにジャズ・ミュージシャンによるすばらしいパフォーマンスを耳にしたり、こんな風に演奏できたら楽しいだろうなと考えたことがあるに違いありません。そして、あなたの期待どおり、ジャズは楽しさにあふれています。本書とともに、あなたもジャズの世界に足を踏み入れてみましょう。

ジャズの演奏には、中心となる2つのコンセプトがあります。

1. ジャズ・ランゲージ

2. 演奏の瞬間に作曲をするというプロセス、または、インプロヴィゼイション

ジャズ・ランゲージとは、あらゆる曲やアイディアをジャズのアプローチに変えるための道具(ツール)のことです。ジャズの作品では、メロディ、リズム、ハーモニーが一定の組み合わせで使われています。話し言葉を例にとります。もしあなたが外国に行くとして、前もってその国の言葉を学んでおけば、現地のよさを満喫しながら充実した旅行ができます。逆に、言葉が分からないまま旅に出てしまうと「この人はこんなことが言いたいんだろうか」という相手の推量に頼らざるをえず、結果としてあまり多くのことは得られないでしょう。ジャズと話し言葉は、知っていればいるほど有意義なコミュニケーションができるという点において非常によく似ています。

2.のインプロヴィゼイションとは、1.で説明したジャズ・ランゲージを使い、あなたなりの解釈でその瞬間の音楽を創り出すプロセスのことです。すばらしいソロは、すばらしいスピーチのようなものです。1つだけ違う点があるとすれば、インプロヴィゼイションというスピーチはその瞬間に生みだされるもので、前もって紙に書いておくことができないということでしょう。インプロヴィゼイションのスキルは、一生をかけて学ぶ価値のある、驚くべきすばらしさを秘めたものです。

偉大なミュージシャンによるジャズ・レコーディングをとことん聴きこむのもよいでしょう。スウィングの感覚を教え、新しいものを学ぶ時にはあなたを適切な方向へと導くのは、何をおいてもリスニングです。参考として、以下にプレイヤーのリストをあげておきます。

Kenny Barron, Bill Evans, Herbie Hancock, Keith Jarrett, Junior Mance (ブルース), Oscar Peterson, Bud Powell, Horace Silver, Art Tatum, Richard Tee (ゴスペル、ファンク), McCoy Tyner, Cedar Walton

時間を惜しまず、しかし、あまり神経質にならないように、継続して練習に励むことは大切です。やさしく身につくものもあれば、思いどおりにいかないものもあります。しかし、熱意をもって辛抱強く学び続ければ、ほとんどの課題は徐々にその姿があらわになっていくでしょう。

本書の主な内容

ジャズのルーツ ゴスペル/メジャー・スケールとコード

 ・メジャー・スケールと調号(キー・シグネチャー)

 ・トライアド(3和音)

 ・メジャー・キーのダイアトニック・トライアド

 ・ゴスペルのリズミック・フィール

 ・ゴスペル・メロディ メジャー・ペンタトニック・スケール

 ・コードの転回形

 ・コード・ヴォイシング/オクターヴ・ベース

ジャズのルーツ ティン・パン・アレイ

 ・ラグタイム・スケール

 ・ドミナント・コード

 ・シンコペーション

ジャズのルーツ ブルース

 ・シャッフルとスウィング

 ・ブルース・スケール

 ・12小節ブルース

ジャズ理論と7thコード

 ・クロマティック・ナンバー・システム

 ・サイクル・オブ4th

 ・ダイアトニック7thコード

 ・7thコードの転回形

メジャーとマイナーのジャズ・スタンダード

 ・メジャー・キーのジャズ・スタンダード

 ・7thコードのヴォイシング/R-3-7ヴォイシング

 ・リラティヴ・マイナー・キー(平行短調)

 ・マイナー・キーのR-3-7ヴォイシング

ジャズ・ブルースと7thコード

 ・コード・シンボルの表記

 ・R-5/3-7ヴォイシング

 ・コンプリート・ブルース・スケール

ペンタトニック・メロディとインプロヴィゼイション

 ・ペンタトニック・スケール

 ・ゴスペルとメジャー・ペンタトニック/Cメジャー・キー

 ・メジャー3rdとマイナー3rdの使い方

 ・ブルースのソロ/Cメジャー・キー

 ・最も重要なアドバイス

 ・スタンダード・チューンでのソロ

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著者 Vinnie Martucci (ヴィニー・マルトゥッチ) について

Vinnie Martucci

作曲家として、パフォーマーとしての活動は幅広く、また、TV番組のテーマ曲も数多く手がけるなど、ジャズやブルースだけでなく、ポップ・ミュージックの世界でも活躍しています。

パフォーマーとしては、ドラマーのダン・ブルーベックとジャズ・カルテットThe Dolphinsを結成し、リリースした2枚のCDの作曲も担当しています。また、合衆曲をはじめ、ヨーロッパ、カナダ、中南米諸国などで演奏をしています。

モントレー、ニューポート、サラトガ、ノース・シー(オランダ)、JVC(フランス)など、世界各地で開催されているジャズ・フェスティヴァルにも出演し、ドイツのTV番組にはデイヴ・ブルーベック・カルテットと共演しています。 現在は教育者として、ニューヨーク州立大学でジャズ・ピアノの指導をしています。

商品名

ジャズを始めたいピアニストのための やさしいジャズ・ピアノ


ATN商品コード

3236


ISBNコード

978-4-7549-3236-7


その他コード

JANコード:4537298032360


付属品

模範演奏/プレイ・アロングCD付


価格 3,080円(本体2,800円+税)
著者名

Vinnie Martucci (ヴィニー・マルトゥッチ)


翻訳者名

三上 クニ


編著者


監修者


演奏者


ページ数

64



判型

菊倍


出版社名

エー・ティー・エヌ


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