ジャズ・ピアノに欠かせない重要な要素のひとつでありながら、その本質が詳細に解説されることは非常に少なかったテーマ、それがアンサンブルを支えるためのコンピング(バッキング)です。
本書は、効果的なコンピングをするために必要不可欠な各項目、すなわちヴォイシング/コンピング・リズム/音量と音域/ソロイストや他のメンバーとの音楽的な対話などを曲の上で明確に示しながら、上達するための具体的な練習方法を多数提示していくという画期的な“使えるワークブック”です。
最も特徴的な部分は、自分の耳で主体的に音楽を聴いて判断できるようにするための方法を解説していること、また実際に手を使って弾く多数の練習課題を提示していることです。
付属CDでは、著者で作/編曲家、ヴァンガード・ジャズ・オーケストラへの参加でも有名なジム・マクニーリーが、ジャズ・シーンを代表する著名プレイヤーたちと実際にセッションを繰り広げます。本書の掲載楽曲すべてについて、著者本人によるコンピングの模範演奏が聴けるフル・パートのトラックと、プレイ・アロング (ピアノの音が入っていないマイナス・ワン) トラックが収録されています。
模範演奏トラックでは、自然に演奏の中で起こるジャズならではの会話も含めた本物のサウンドを聴くことができます。プレイ・アロング・トラックでは、ジムの代わりにあなたがコンピングをしてアンサンブルを完成させましょう!
*本書は「アート・オブ・コンピング・フォー・ピアノ」の改訂版です。

