ヴォイシングとは、コードの構成音やテンション・ノートなどをルールに沿って配置することです。アンサンブルの中でコンピング(伴奏)をするピアニストは、同じコードでもヴォイシング次第でサウンドを大きく変化させることができます。ドロップ2は数あるヴォイシングの中でもシンプルかつ効果的なテクニックで、ジャンルやスタイルを問わず多方面で使われています。
本書では、ジャズ・ピアニストがドロップ2を用いたハーモニーを弾きこなすための方法に絞り、奏法面からも解説しています。ヴォイシング・テクニックを理解して創ったハーモニーは、ホーン・セクション、コーラス・セクション、アンサンブルなど、すべての楽器やヴォーカルにも応用することが可能です。コードの構造や基本的な音楽理論を理解しているプレイヤーを対象としています。
翻訳を見直し、修正を行った2023年最新版

