これは、ミュージシャンが自分の演奏を追求していく過程でクロマティックなインプロヴィゼイションを試みる時に、一つの方法論の本として役に立てて欲しい本です。
この中にあるコンセプトと例題を通して、インプロヴァイザーは周知の調性の概念と共にこのマテリアルを使いこなすことができると思います。特に、クロマティシズム(半音階主義)が、芸術的創造性に必要とされる知性と感情双方を満たすための筋の通った音楽表現を創り上げるためのガイドとして役立つ本なのです。読者は、何種類もの考えられるクロマティック・ラインやハーモニーを紹介されるでしょう。
このテキストの中には理論的に複雑なものや新しいものはありませんが、数多くの音楽例題やトランスクリプション(Bach, Scriabin,Coltrane, Shorter, Hancock, Beirach, Liebman, etc)と同様にマテリアルを編成したもので、ミュージシャンが慣れ親しんだダイアトニックな言語をさらに拡大していくためのインスピレーションを与える本です。
さらにこの本は、100の各種組み合わせのソロ・ラインと100のコード・ヴォイシングが書かれています。