Autumn はミディアム・スロウ・スウィングスタイルで、優しく落ち着いた雰囲気の曲調です。美しいハーモニーのサックスセクションがフィーチャーされています。
ビバップスタイルでよく使用される-進行のフレーズやCharley Parkerを彷彿させるフレーズが随所に登場し、これぞジャズといったリズムフィールやハーモニーを堪能できる曲です。
各セクションともに、スウィング・フィールを習得するのには最適な曲となっています。
ドラムには、イントロからテーマの1コーラスまでと、エンディングにブラシが指定されていて、金管楽器の音域的にも、長丁場のコンサートの半ばや激しい曲の後に、気分転換やブラス&リズムセクションが余裕を持ちながらペースを取り戻したいときにも有効な曲でしょう。
また吹奏楽でも、落ち着いたジャズの曲を演奏したいバンドにはおすすめです。特にジャズの心得があるプレイヤーをソロイストにしてフィーチャリングしたい時には最適です。
テーマはJim Snidero著の教則本、Jazz Conceptionにある同名の曲を元に、Frank Reinshagenによるアレンジで、テーマに対して素晴らしい雰囲気のボイシングとバック・リフが書き加えられています。Jazz Conceptionを個々で練習した後にバンドのアンサンブル力やスウィング・フィールの成長を促すにも最適です。
曲の半ばではトロンボーンのソロがフィーチャーされています。コード・チェンジ(進行)は一小節ごとに変わり、インプロヴィゼイションに関して発展途上のプレイヤーがチャレンジするには多少準備が必要かもしれませんが、ジャズの理論を習得し、スキル・アップするには理想的で、決して難解なものではありませんし、ソロの参考用書き譜が付属しますので、普段インプロヴィゼイションを演奏しないプレイヤーでも安心です。(もちろん管楽器のソロは何の楽器で演奏しても構わないでしょう。)
中級者、上級者向け。
リード・トランペット最高音=G (in B♭)
参考演奏時間:3分47秒(CDの模範演奏に準じています)
この曲は著者であるJim Snideroの「イージー・ジャズ・コンセプション・シリーズ」内にある同名のエチュードを基にして作られたものです。
日本語版イージー・ジャズ・コンセプション・シリーズについてはこちらをご参照ください。