本書は、ウィントン・マルサリス率いるリンカーン・センター・ジャズ・オーケストラでのスーパープレイで度肝を抜いたトロンボーン奏者、ワイクリフ・ゴードンと、その演奏にほれ込んだバス・トロンボーン奏者アラン・ラフによる、ワイクリフへのインタビューを軸にまとめられたトロンボーン教則本です。
メロディを歌うとき、なぜ「タタタタ」と歌うより「ダダダダ」と歌うほうが音楽的で、かつトロンボーン演奏にリアルに役立つのか…。本書は子音と母音の関係性をトロンボーンの演奏に活かす、ワイクリフの画期的なアプローチを解き明かしています。
ワイクリフは、実際にさまざまなシラブル(音韻)を駆使してメロディを歌うことで独創的なプレイをしますが、本書はその根源が明らかになる貴重な1冊です。
クラシックからジャズまで、中級・上級者向き。
