Rock Onはミディアム・アップテンポで書かれたRock-Boogalooスタイルの曲です。Boogalooとは1960~70年代にキューバやプエルトリコで流行したダンス音楽のスタイルで、ラテン・ロックの原型とも言われています。ジャズでは1960年代のBlue Note Recordでよく聞く事ができるスタイルで、スウィングではなくストレート8th(8分音符)フィールで演奏します。典型的な曲としてはLee MorganのSidewinderやHerbie HancockのCantaloupe Islandなどが挙げられます。
しかし、この曲は各セクションのリズムがシンプルで、曲半ばのソロ後から最後のコーダ部分まで、各セクションで同じリズムの配置が多いので、セクション同士のアンサンブル向上にも役立つでしょう。
その上どんなバンドで演奏しても聴き手に強い印象を与える曲調です。 ビッグバンドのコンサートや吹奏楽のポップス・ステージの、冒頭やアンコール等での明るく軽い雰囲気作りにも良く合いますし、スクール・バンドの新入生向けとしても最適でしょう。
テーマはJim Snidero著の教則本、Easy Jazz Conseptionにある同名の曲を元に、Mike Titlebaumの原曲に忠実なアレンジで書かれています。Easy Jazz Conseptionを個々で練習した後にバンドのアンサンブル力の成長を促すにも最適です。
テナーサックスのソロがフィーチャーされています。コード・チェンジ(進行)はとても簡単なもので、インプロヴィゼイションに関して発展途上のプレイヤーがチャレンジするのには理想的です。 ソロの参考用書き譜が付属します。(もちろん管楽器のソロは何の楽器で演奏しても構わないでしょう。)
中級者、上級者向け。
リード・トランペット最高音=F (in B♭)
参考演奏時間:3分40秒(CDの模範演奏に準じています)
この曲は著者であるJim Snideroの「イージー・ジャズ・コンセプション・シリーズ」内にある同名のエチュードを基にして作られたものです。
日本語版イージー・ジャズ・コンセプション・シリーズについてはこちらをご参照ください。