20曲の著者のオリジナル楽曲に、それぞれ3コーラスの(インプロヴィゼイション・スタイルでの)メロディ・ラインがあり、 同じコード進行の中で、1曲につき3通りのアイデアとジャズ・イディオムを学習することができます。
ソロのトランスクリプションは、プレイヤーの個々のスタイルの記録としては有益です。 しかし同時に非常に個性的かつ特異的であるので、譜面に書かれた通りにミスを犯さずに演奏しようとすると、時に挫折感を味わうことにもなりかねません。
その点本書では、
・音楽的な演奏と解釈のテクニックの上達
・ハーモニーとメロディーを発展させる実例
・耐久力(精神的・肉体的)の訓練
・そして一番大切なこととして、実際の音楽シーンの中で複雑なメロディラインを聞き取れるようになるための耳の訓練
が一連の流れの中で学習できるように、シリーズ化された内容になっています。
各練習曲は楽器のダイナミクスレンジ(音域)を拡げることも課題としていますが、学生レベルのプレイヤーでも自分に合ったペースで学べるようになっています。
本書に記されているラインは、吹き続けながらも、どこで、どのように休みやブレスを入れられるかを、ごく自然に分かりやすく指し示しています。
これらの学習はトゥッティでのパッセージやセクションでのソリの演奏にも生かされ、 インプロヴィゼイションの学習としても、バンドのセクション・プレイの学習としても、あなたの助けになるでしょう。