ラテン・アメリカンの国々には、それぞれ地域ごとのたくさんの種類の音楽が存在しています。それらの音楽は、特有の文化の中で、ヨーロッパのクラシック音楽と民族的な音楽とが影響しあい、独自の音楽を育んでいます。
本書に収められた作品は、19世紀から20世紀のピアノ作品の中から幅広く取り上げています。これらの作品には、名の知られていない作曲家のものも多くありますが、それらをギター用に編曲しました。すべての選曲は、複雑で勝つ魅力的な音楽をギターで堪能できるように、採譜と編曲において、ギタリストとしての著者のワザが活かされています。
多くの視聴者たちが、Zequinha do Abreau のTico-Tico no fubaをCarmen Miranda によって有名になった曲として知り、Ernesto Nazareth の美しいCracao que senteやOdeonをピアノ曲として知る人たちがいますが、これらの繊細なメロディーやリズムは、ラテン・アメリカ以外では、ほとんど知られていない曲もたくさん収められています。
この曲集には14ヶ国のギター用の曲が掲載されていますが、その中から16曲は付属のCDに模範演奏が収録されています。
多様な文化を織りなすラテン・アメリカの国々の音楽を訪ねて、哀愁に満ちたメロディーの旅巡りを満喫しましょう。